山形皮膚科勉強会

この会は、「医学の進歩に取り残されない開業医でありたい」という精神のもと、当時山形市立病院済生館皮膚科医長であった田中正先生、開業しておられた吉田慶行先生、吉田良夫先生の3名が発起人となり、1971年3月8日に第1回の会が済生館にて開催されました。以来、現在まで49年間、月1回ペースで続いています。山形大学皮膚科教室の開設が1979年ですから、その前から開催されている歴史ある会です。会員の先生方で当番を決めて、順番に発表や座長を行う形式で、学会とは違って堅苦しさはなく、なんでも話せる会という、勉強会ならではの雰囲気が今も受け継がれています。治療がうまくいったり、経過が良好な例ばかりでなく、診断に悩んでいたり、難治な例などの発表が多いのも特徴です。
このページでは抄録を掲載します。因みにこの会のあゆみが「皮膚病診療:26(10);1327-1336,2004」に掲載されています。また、「皮膚病診療:29(3);345-353,2007」には、当時40歳代だった会員の先生方を中心とした座談会が載っています。是非読んでみてください。当時の先生方の若い写真も見られます。(文責:紺野隆之)
山形地方会事務局
事務局だより
- 年会費(4,000円)未納の方は下記口座にお振込み下さい
- 住所,所属等の変更がありましたら,お早めにご連絡ください
日本皮膚科学会山形地方事務局
〒990-9585 山形市飯田西2-2-2 山形大学医学部皮膚科学分野内
TEL:023-628-5361/FAX:023-628-5364
E-mail:dermatol@mail1.id.yamagata-u.ac.jp
口座番号:山形銀行 大学病院前支店 普通口座 0511692(店コード:118)
口座名:日本皮膚科学会山形地方会 事務局代表 鈴木民夫
山形大学医学部皮膚科同門会

山形大学医学部皮膚科学教室が1976年に開講されて以来、初代の故麻生和雄名誉教授、二代目の近藤慈夫前教授(現 近藤皮ふ科クリニック院長)を経て、現在は2007年より鈴木民夫教授が三代目主任教授として重責を担っておりますが、当教室ではこれまで多くの皮膚科医を輩出し、医学研究に貢献され、現在も山形県の皮膚科医療に尽力されている先生方が多数いらっしゃいます。それらの先生方の力を結集し医局との連携を強めるべく、同門会を設立するに当たって下記のように目的を設定しました。
1.会員間の親睦を深め相互扶助を計ること。
2.皮膚科医の育成および技術の向上に貢献すること。
3.山形大学皮膚科学教室が開催する学会及び研究会などを支援すること。
このような本会の理念を共有し連携していただける山形県の皮膚科医の先生方には当教室の在籍のあるなしを問わず広く門戸を開き、2011年4月1日山形大学医学部皮膚科同門会が発足しました。大学医局に期待される役割には主に診療・教育・研究があり、具体的には地域の開業・中核病院の先生との診療における情報交換、学生教育と若手皮膚科医の育成、医学研究や学会などの学術的活動など、どれが欠けても期待に応えることはできません。これらの活動を医局員と同門会会員の先生方と協力して発展させていきたいと思います。